アイデアのスープのレシピ

アイデアのレシピ集

恐ろしき「どようび占い」

朝早い時間、久しぶりにのんびりとテレビを見ていたら、朝の番組の占いコーナーをやっていた。僕は今日一番悪い運勢ということだった。まあ、信じないけどね!あっ!シェルフから番重が落ちてきて右腕を負傷。えっ!おなかが痛い!昨日の夕食があたったか?

は、早く今日のラッキーアイテム「コロッケパン」を買ってきてくれ。。。

まあ、占いの話しはどうであれ、昨日の夜、発送センターに出荷に行った帰りに回転寿司店へと寄ったわけだ。独身の時は毎夜の繁華街通いで白木のカウンターで「適当に握ってください」を連呼していた僕も、結婚を機に回転寿司に行くようになった。

1皿百円というのはすごいね。なんて言いながらワイフと二人でタッチパネルをいじくりまわす。ふと周りを見ると、隣の席の子供がレーンの上に顔を覗き込んだりしてて、髪の毛が思いっきり寿司にべったりと触れていたりするわけだ。おお。。。しかし、またここで怒ったりすると「人間ができていない」とか「そんなことを言うような人の焼いたパンなんて食べません」なんて言われかねない。なので、こう思うようにした。

おそらく同じレーンで寿司を食べている人たちは悪人で、知らぬうちにここの回転寿司店のこのレーンに集められている。そして審判の下った者たちに、神様が子供の毛がべったり触れた寿司を食べさせることで贖罪させているのだと。子供は天使ガブリエルだったりするのではないか。確かにそう思うと子供の髪はカールしていて天使にも見えなくない。なるほど。贖罪か。。。

結局、席を変えてもらったが落ち着かない。あのレーンに座った人たちは贖罪を続けているのか。なぜにそんな罪深い行為に及んでしまったのか。今となっては本人さえも分からないだろう。しかし、僕は知ってしまった。回転寿司にまで神の手は伸びている。逃れることはできない。なんかこのマグロ生臭いな。。。

一晩経って、異常なほどおなかが痛い。回転寿司に体が慣れていないせいだろう。練習が足りないのだ。神に突きつけられた贖罪のチャンスを僕は全うしたのだろうか?今なお答えは出ないのだ。