アイデアのスープのレシピ

アイデアのレシピ集

僕は岡山のクソ野郎です。

あんまりこういうこと言わないようにしているんですけど、僕けっこう頑張ってきたと思ってるんですよ、それなりの成果も出してきたし、偉そうな事を言っているけど結果を出したし、売った喧嘩はキチンと回収してきたし、誰とも与する事なく名前を張って来たつもりだし、岡山から来たって言うだけで田舎者扱いされたり小馬鹿にされたりする場でもきっちりカタを付けて来ましたよ。ある界隈では岡山といえばナショナルデパートという人も増えて来ましたよ。しかしね、岡山の人にはどうやらまったく気に入られないらしくて、相変わらずクソのような扱いを受けています。もうホントに失礼しちゃいます。

僕の中ではね岡山もパクリやモノマネや後追いしかできない岡山の人たちも視線の先には入ってないんですがね、そういう僕から見たら糞のような人たちが岡山ではメインプレイヤーなのですから、関わらないわけにはいかないことだってあります。そこは仕事であれば耐えますよ普通に。相変わらずだなあ変わらないなあと思いながらも悲喜こもごもを眺めていましたよ。人の名前を持ち出して東京で営業かけるクズや、モノマネしか出来なくて本物から内容証明送りつけられたりする人や、僕の東京行きを散々バカにしといて僕が上手くいったら「僕も東京に店を出すんよー」とか平気な顔で言っちゃう人やらね。

この前もね、六本木で飲んでたら過去に岡山のタウン情報誌の出版社で働いていた事があるという女史と同席しましてね、まあ散々と罵倒されましたよ。こっちは酔っていたし最初意味がわからなくて対処しようも無かったんですがね。僕の事をクソ野郎だと言っていましたよ。ナショナルデパートの事もクソだと言ってましたよ。僕の友人やその友人の招いた客人がいる席でね。それはもう最悪でしたよ。空気が凍りましたよ。その時気づいたんですがね、目の前で僕を罵倒している女史を見ながらね、ナショナルデパートが創業の地の岡山で無視され続け、存在自体を無かったかのように扱われた10年間の艱難辛苦の理由が分かりましたよ。目の前にいる女史のネガキャンで僕は地を這うような思いをさせられたんだなあと。

先日その出版社から雑誌で紹介させてもらえないかと依頼がありました。まあ雪解けなのかなとお受けして撮影も住んでチェック用のPDFを見ていたんですがね、先月刊行したレシピ本の表紙にはカメラマンが写り込んでるし、商品写真は抜きで白背景に配置するのに影がアホほど落ちていたり、袋入りの商品はビニールが光を反射しちゃって中身がまったく見えない、という素敵なお写真を配置されておられましてね、やっぱりバカにされてるんだなあと思いました。

僕、けっこう頑張ってきたつもりなんですよね。全国区になって東京の出版社からレシピ本も出して、けっこう頑張ってきたつもりなんですが。岡山じゃあクソのような扱いです。

考え方を変えてね。俺はいつまで経ってもクソ野郎だと忘れないようにとエールを送ってくれているんだと、そう思うようにしています。僕は前向きにやっていきますよ。岡山の人から見れば、今までもクソ野郎だったし、これからもクソ野郎なんだということを忘れないように。