アイデアのスープのレシピ

アイデアのレシピ集

これならプレゼントされても嬉しい!木彫りの熊のアート作品。

五十嵐 猛untitled Facebookで見つけました。 木彫りの熊といえば、代表的な北海道土産として日本全国的に知られていますが、これは、その木彫りの熊をモティーフにした立派なアート作品。鮭ではなくハチミツが好きな某熊のようにも見えますが(笑)。毛並みの感じも残しながらディティールも美しく彩色されていて、見慣れたモノが新しい美しさを身にまとう、という現代美術の醍醐味ですね。昔からある日本の工芸品をアートにしてしまう、こういった考え方、どことなく風刺が入っていて、品のある作品、僕は大好きです。 この作品を生み出したのは、つい最近も個展を開かれたという現代美術家の五十嵐猛さん。残念ながらこの写真の作品はすでに売れてしまっているみたいですが、先月の個展で発表して以来、熱狂的なファンからの注文が後を絶たず、現在、五十嵐さんはこの木彫の熊の作品づくりに追われているそうです。 気になった方はオーダーしてみてはいかがでしょうか。 現代美術家 五十嵐 猛 プロフィール 1972年 東京に生まれる。 1996年 アトピックサイト~ピンプルライフにアートクラブとして参加/東京ビッグサイト 1998年 東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻終了 2001年 グループ展「大ジヲラマ展」企画、出展/上野駅地下連絡通路ショウウィンドウ 2003年 アートコンペ#1入賞/東京丸ビル 2003年 グループ展「アツマリウム」展示、公開制作/谷中ギャラリー 2004年 アートコンペ#2入賞/東京丸ビル 2008年 本格的に作品制作を始める。 2012年 グループ展「FUKUSHIMA 365days after」/NANJO HOUSE 2014年 五十嵐猛 個展~お・わ・り・か・ら・の・は・じ・ま・り~/NANJO HOUSE 連絡先を教えてもらいました。 takeseesky[@]gmail.com Twitterアカウントhttps://twitter.com/TAKESHI_IGARASH 五十嵐 猛 個展 -お・わ・り・か・ら・の・は・じ・ま・り-(Facebookページ) https://www.facebook.com/events/482072998581752 ついでに木彫りの熊の歴史も調べてみました。 立派な産業として成り立っていたんですね。100年の時を経てアーティストを育むなんて、素敵な感じです。
尾張徳川家の当主であった徳川義親は、1921年(大正10年)から1922年(大正11年)にかけての欧州旅行の際に立ち寄ったスイスのベルンで熊の木彫りを購入。翌1923年(大正12年)に、北海道二海郡八雲町にある旧尾張藩士たちが入植した農場「徳川農場」に送り、農場で働く農民たちや付近のアイヌに、冬期の収入源として熊の木彫りを生産するよう勧めた。 出典 Wikipedia:木彫りの熊
先月開催された個展のDMだそうです。 木彫りの熊の他にも様々なアート作品を手がけられているみたいです。次の個展の機会があったら僕も見に行ってみようと思います。 五十嵐猛 個展~お・わ・り・か・ら・の・は・じ・ま・り~/NANJO HOUSE 秀島