アイデアのスープのレシピ

アイデアのレシピ集

賛否両論あると思いますが、僕が悪いということで決着しましたのでご報告します。

昨日の件が騒動になっているようで、お騒がせして申し訳ないです。

当初は継続して取引を、という勿体無いお話を頂いておりましたが、色々と考えた結果、ブログの記事もあることですし、お断りさせていただきました。関係者様には申し訳ないと思っています。真相の究明については、双方の意見が平行線のままで、まったく決着がつかず、そのままうやむやにして取引を続けていくことなど考えられませんでした。

今の設備で、今の人員で、できる事には限界があります。もしかしたら今後も同じような事件が起こるかもしれませんし、そのたびにやはり僕の中に不信感がわいてくるのではないかと思ったからです。それもまた失礼になるのではないかと思いました。

この業界、設備がないというのは言い訳にならないので、さっそく賞味期限をパッケージに直接印字するプリンタを手配しました。高価ですが、お客さまにとっては手にとった商品が自社製造であるか、OEMかなんて関係ないことだと思うので、やるべきことはやろうという考えになりました。売上も減ることですし、分割払いが許してもらえたら導入します。

今回の騒動から僕のことを知られた方は、不快感を持って僕の言動を捉えられたかも分かりません。それはほんとうに申し訳ない。僕がお土産業界に参入した1年前から見ていてくれている人には、もしかしたらこういう結果になるのではないかと思われていた方もいるかもしれません。

世の中そんなに甘くはないよ、とおっしゃる方もいるかも分かりません。でも、仕事はやはり出来る限り同じ方向を向いて一緒に取り組む仲間と汗を流すほうが、良い結果がもたらされるような気がしています。岡山駅で売られるお土産が、他県で作られたOEM製品であろうが、岡山県内で手作りで作られている商品であろうが、十把一絡げにされることが、岡山のイメージアップにとって良いのかどうか、僕には分かりません。

岡山の事業者が自社製造する商品だけでは棚が埋まらないのかもしれません。そのあたりのご苦労については重々承知しました。岡山で作られた商品を保護しろとまでは言いませんが、くまもんのように、岡山県内で作られたものだけを何らかのお墨付きを与えて認定する制度などがあれば、もう少し岡山の個性も出せたのではないかと思ったりします。

でも、いままでお土産売場で岡山県産も県外産のOEM製品も十把一絡げにされてきたように、これからもそういった考え方でお土産売場は運営されていくのだと思います。本当はOEM製品が入り込めないほどに、岡山県内で自社製造するブランドがひしめき合っていたら良かったのでしょうが、現実そういう感じでもありません。

今回の件で、応援やお叱りの言葉をたくさんいただきました。お騒がせして申し訳ないです。今回の件は、相手先従業員さまの主張のすべてを僕が受け入れ、僕の方の主張は一応言わせていただく、そして結果として不備があったということを僕が謝罪し、取引を自ら降りるということで決着をつけました。賛否両論あると思いますが、僕が悪いということで決着しましたのでご報告します。